特集 Feature
おうち時間が増えたこの頃、無理せず手軽に快適な生活空間をキープしたい。
今回はそんな声にお応えして、整理収納アドバイザーに
今すぐできて、誰でも簡単に続けられるちょっとしたコツを教えてもらいました。
使いながら必要なモノを
見直そう!
戻す位置を決めるだけ。
不要な衣服が自然にわかる!
ポイントは、クローゼットやタンスに衣服をしまう際に右側の端(逆でも可)など戻す位置を決めるだけ。シーズン中に衣服の出し入れを繰り返すことで、着ていない衣服が自然と左側に集まっていくので、処分を検討しやすくなります。本や雑誌など、つい増えやすく処分に悩むものも、このルールで見直してみましょう。
- 着た服をクローゼットの右端に戻していくだけで着ていない服が明確に。
- 読み終えた本を戻す位置を決めると、
本棚の整理がスムーズに。
モノの「指定席」を
習慣づけよう!
スムーズな出し入れで、
省エネ効果もアップ!
家電製品の中でも、消費電力が特に多いとされるのが冷蔵庫。家族で食品の「指定席」を共有し、パパッと出し入れを行うことで、省エネにもつながります。
- 冷蔵室は詰め込みすぎず、
奥の壁が見えるように! - 食材の用途や種類によって、
収納グッズで仕分けをすると◎。
一緒に使うモノは
まとめよう!
グルーピングを行い、
わかりやすい場所に保管!
たとえば、「お出かけ」、「防災」、「掃除」など、使うシーンや状況ごとにあらかじめまとめておくと、管理もしやすくとっても便利。また、グッズを使う場所の周辺に保管することで家事動線がラクになります。普段使用しない防災グッズなどは、いざという時に誰でも持ち出せるように、家族全員で置く場所を共有しておきましょう。
- お出かけに必要なマスクやハンカチ、時計などの小物はバッグの近くにまとめておくと、持ち忘れや探す手間もなくなります。
- 防災グッズはすぐに持ち出せるよう、
玄関先などでの保管がおすすめ。 - 古紙と道具類を一緒にセットしておけば、
すぐに作業に取りかかれます。
取りやすく、
戻しやすい収納に!
モノの置き場所は、
戻しやすさも意識して!
使い終わったモノを戻すときほど、面倒に感じるもの。戻すときの「アクション」数が増えないよう、収納は簡単に戻せることを意識しましょう。そうすることで出しっ放しが減り、掃除や片付けの手間も軽減することができます。
- 収納ボックスを上手に活用しながら、ドライヤーなど頻繁に使うものは上段に、
ストック品は下段にしまって、いつでもすっきりな洗面台をキープ! - 上から見ても
中身がわかりやすく、
出し入れがしやすい! - 棚板は手前が低くなるように
斜めに設置して、ストッパー代わりに
突っ張り棒をつければ完成。
- ライフスタイルに応じて、
収納する場所も検討。 - 出し入れしやすい場所や高さは、ライフスタイルや身長・年齢によっても変わるもの。
収納する際にやりづらさを感じたら場所を変更するなど、アップデートしていくことも大切です。